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昨夜放送された「南極物語」をビデオで観た。だいぶ昔に一度観た記憶はあったが、私自身、その当時の犬に対する関わり方と今では天地ほどの差が有るので、感じ方も大いに違っていました。『人間の都合で極寒の地、南極に連れて行かれた２０頭近い犬達。理由はどうあれ、鎖に繋がれたまま置き去りにされた犬達の壮絶な生きるための戦いを、涙なくして観る事は出来ませんでした。犬たちは多分最後まで人間を信じて死んで行ったのではないでしょうか。今でも犬に対する人間のエゴはさまざまな形で見聞きしますが、本当に悲しいことです。涙でこんな悲しい映画を観ているその横では・・・２頭の甲斐犬がホットカーペットの上ですやすやと眠っておりました。